微生物を使用した環境に優しい鳥獣処理システム
NGA(野生鳥獣処理システム)は、好気性菌を使用した分解型の鳥獣処理用システムです。
好気性菌が、鳥獣の皮・骨・肉・臓器すべてを分解(低分子化)し、処理後は水と二酸化炭素に分解します。
●農林水産省「鳥獣被害対策に活用出来る機器情報」で掲載されました。
●有害鳥獣の捕獲後の適正処理に関するガイドブック
装置の特徴
・処理物を投入するだけの簡単作業
・タイマーで自動運転
・耐熱菌の為高温殺菌が可能
・火を使用しない安全設計
・骨や皮も高速で分解
・専用の脱臭装置による臭気の低減
NGA野生鳥獣処理システム仕様
型式 | 700L | 1000L | 2000L | 4000L |
適正投入量(㎏/日) | 25kg/日 | 35kg/日 | 70kg/日 | 140kg/日 |
装置外形 | ・幅 2,470mm ・奥行 1,200mm ・高さ 1,230mm | ・幅 2,700mm ・奥行 1,400mm ・高さ 1,350mm | ・幅 3,500mm ・奥行 1,600mm ・高さ 1,600mm | ・幅 5,000mm ・奥行 1,750mm ・高さ 1,800mm |
撹拌モーター | 1,500W | 3,700W | 5,500W | 7,500W |
ヒーター | 2,970W | 4,158W | 8,900W | 10,098W |
排気ファン | 40W | 150W | 460W | 760W |
GB(ガストブロア) | N/A | N/A | 750W | 1,500W |
熱空発生機(オプション) | N/A | N/A | 5,000W | 7,500W |
必要ブレーカー | 200V 40A | 200V 50A | 200V 80A | 200V 125A |
NGA開発の経緯と現在
1997年 | 芹澤微生物研究所、微生物資材『B‐101‐』を開発。 |
1998年 | 『B-101-』の分解力を利用した生ゴミ分解処理装置を開発。 |
1999年 | 静岡県浜松市龍山市町で全世帯(約430世帯)に各1台設置。 |
2002年 | 廃鶏処理装置(WCC)を開発。全国の多くの養鶏場に導入される。 |
2008年 | 廃豚処理装置(WPC)を開発。 |
2012年 | 自治体より害獣処理としての使用を依頼される。 新機種有害動物処理装置(NGA)を開発。 |
2014年 | 自治体による最初のNGAが稼働される。(徳島県) |
2016年 | 和気町、備前市(岡山県)にてNGA2000Lを納品。 |
2017年 | 伊賀市(三重県)にジビエ残渣処理機として納入。 |
2018年 | 双葉町(福島県(復興庁))、大崎上島町(広島県)、伊豆市(静岡県)に納入。6月に双葉町へ2台目納入。 |
2019年 | 宍粟市に2台、南あわじ市に1台、ジビエ専用処理機を納入。(兵庫県) |
2020年 | 宮津市に1台鳥獣処理機4000Lを納入。(京都府) |